【レッスンReport】見えるもの+見えないものの装い

「洋服」を辞書でひくと、西洋から伝来した衣服となっています。
なぜ、日本人であるのに西洋からの洋服を着るのだろう?と思いませんか。
西洋の人と日本人は骨格も肌の色み、背丈も全く異なるので、西洋の人が着こなしているような装いをしても似合わないのは当然かなと思います。

古代では一枚布を巻き洋服にしていました。
日本でいうと和服のようなイメージです。
中世になるとウエストを堺に上と下に分断する装いに変わっていきます。
現代の装いと一致していますよね。

一枚布をまとった彫刻や絵画をみると、現代人とは全く異なる意識だったことが見てよくわかります。
特に古代以前の彫刻はなんとも幸せそうな顔の表情です。
洋服はその人を表す、という理由が理解できると思います。

そのため、西洋の服を私達日本人が同じように装うことに対して、何か違和感を感じてなりません。
どこで制作されるものが良い、悪いではなく、日本人の心を表す装いができたら良いなといつも考えています。
そうかと言って、和服だけを着れば良いということではなく、洋服を自分らしく表現する装いになっていければ美しく生きられる一つになっていくと思うのです。

そのような観点も含め、今回生徒さん方へレッスンを行いました。
見えるもの+見えないものの装いです。
何だか難しいような感じがしますが、実はとてもシンプルなことです。

一つは、洋服を物のようにして見ないことをテーマに価値を見出していきます。
物ではなく、そのもの自体の存在感、空間的なことを理解するというのか、洋服になっているもの自体の表現を読み取っていきます。
そして、洋服は人が着ることでさらに存在感が増していくものなので、コーディネートからも読み取ることをレッスンしていきました。

ステキー!!今までにないね!などの言葉が行き交う中、それは何故なのだろう?と自分の中にある何かを言葉に表現します。

日本の心を表す装い。
人と人の堺がなく、繋がっていくこと。
これからもつづいていきます。

イヴ・ガーデン 楢崎悦子

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