カラーコンサルタントプロ養成講座 修了者インタビュー

自分らしく元気になる色を、
届けに行きます!

20101120
小林伸子さん
カラーコンサルタントプロ養成講座 麻布校11期

プロ講座の修了テストに再挑戦。
「合格しました! 何かやれますか?」、
これまで講座を担当してきた元公民館の館長に報告がてら、
本格的に再始動することを伝えました。

わが子3人を“十分温めた”と肌の触れ合う子育てに一区切り、
「これからはどんどんやりなよ、お母さん」
という声に送りだされて、
来年50歳、新しいスタートです。

「戦争でおしゃれを知らなかった方が、
“ピンクの服を着ちゃいけないと思っていたけれど、
着ていいんですね。”って、おっしゃるんです。

おしゃれに出合いがなかった高齢の方が、
色で自分らしく生き生きと楽しまれる姿がうれしい。

障がいをもつ方が化粧に臨む姿勢は、
なによりも真剣で、
その姿に教えられます。」

小林さんは帝国ホテルの美容師、
shu uemuraのスクール・アトリエなどを経て、
ヘアメイクの分野で活躍してきました。
しかし、家庭に入った後、突然大病を患い、寝たきりに。
乳児を抱え、夫が介護も子育てもする中、
美容時代の先輩が1年間毎週通ってくれました。
冷蔵庫を、食べ物でいっぱいにしてくれたのです。

「自分は助けられて生きている。
元気になったら、何でもいい、助けになりたい」と渇望。
ようやく起きられるようになって
、高齢者や障がい者の施設で
化粧講座も開くようなりました。

「化粧には、忘れていた記憶を思い出す力があります。
天涯孤独だと思い込んでいた痴呆の方が、
お化粧したら自分の花嫁化粧を思い出し、
ある方は年中、口が開いたままでしたが、
口紅を差したらきゅっと口を閉じたのです。

美容が、弱っている人を元気づける道具になるなら、
出向いていこうと思ったんです。」

化粧品会社を回って協賛を得たり、
美容介護の情報を求めて沖縄へも出向きました。
でも、子どもに向き合うのが今の務めと、
外へ向けた活動を中断。
そんな中、カラー講座の依頼を受け、
書店で見つけたのが神山瑤子先生共著
「パーソナルカラーの教科書」です。

ベーシック5回コースを受講して、
柔らかい素材のフリフリした感じが似合うと
アドバイスを受けました。
小林さんの定番は、きちんとしたジャケットスタイル。
試しに着たら落ち着きません。
でも、妙な解放感があって、
私ってなに?どうしたいの?と、
思いがけず、自分に向き合うことになりました。

答えは、多摩川の土手にありました。
枯れていく景色が、色の調和を示していました。

「グラデーションにつながる
自然の “調和した色の美”にひかれる自分を感じました。
何年間も子ども達の中学受験の受験のために服を選び、
枠にあてはめて、
自分に蓋をしていたんです。

パーソナルカラーは自由になれる手段、
面白いです。
もっと先の自分へいきたいと思ったのです」。

美容の知識と経験を0にして、
まっさらな気持ちでプロ講座へ進み、
勘と経験でやってきた美容時代の“似合う色や技法”が、
パーソナルカラー理論で裏付けされ、
確かな自分のものになりました。

“すべて調和にある”という神山先生の教えに感銘し、
仲間との出会いも仕事の縁にも調和を感じています。

「これから出会うお一人おひとりの心に寄り添って、
パーソナルカラーの感動を、
広く深く伝えていきたいです。

この年齢だからこそ、感じること、
出来ることを大切にしながら
、自分で出かけらない人のところへ、
自分らしく元気になる色を届けに行きたい、
そう願っています」。

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